2017/3/15

測量
測量

ドローン技術部

空間を短時間で広範囲に計測
モリテックのドローン技術部は、新たな法律やルールの改訂に伴う変化を、確実にキャッチして業務を行っています。
ドローンを使った計測は、3Dレーザースキャナーの場合と同じく別名を空間計測といいます。その特色は空から計測することで、短時間に広範囲のエリアをカバーできること。写真合成による点群生成となるため精度確保には補備測量が必要ですが、十分な成果を得ることが可能です。

主な仕事内容

ドローンの特色を生かし、工事着工前後の現場の空撮や都市部景観保存、地形測量といった仕事をしています。測量結果をもとに、点群の点を抽出した3次元データと写真を重ねた図を製作したり、構造物の高さをパソコン上で測ったりすることも可能です。また工事によって消える風景などを保存することは、これからの土地利用を考える上で注目を集めるのではないかと考えています。

 
ドローンが捉えている視点をリアルタイムでモニタリングが可能。

・空撮時に欲しいアングルが選べる。
・状況把握に役に立つ。
・第三者に対して「見える化」になる。

今後目指していく業務

現在では、ドローンを用いた次のような展開を考えています。

地滑り調査
地滑りを起こした箇所へ、ドローンを飛ばして計測します。人が入れないような危険な地形でも、空中からならば安全に進入して撮影できます。
橋の老朽化の調査
現在は橋が老朽化していないかどうか、人が直接調べています。モリテックが本社を構える岐阜は、老朽化した橋が400本を超えるため、ドローンによる効率的なメンテナンスが有用と考えられます。

ドローン
ドローン

そして、i-Constructionへ

こうした取り組みを通じて、モリテックは「i-Construction」に貢献していきます。i-Constructionは、建設現場の全プロセスで3次元データなどを活用し、生産性向上を目指す取り組みです。今後も最新情報を確実にキャッチし、実際の業務に応用していきます。



      
      

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